多要素認証がなぜ必要なのか?
私たちは様々なシステムでID・パスワードによる認証を行っています。近年、世界中でID・パスワードを盗む行為が頻発しています。長大IDも例外ではありません。
長大IDとそのパスワードが盗まれると、利用者になりすまして、大学のいろいろなシステムを不正に操作したり、情報を外部に持ち出したりすることができます。このリスクは長崎大学の構成員であれば、全員に等しく存在します。
これを防ぐための技術が多要素認証(Multi Factor Authentication;MFA)です。
多要素認証とは?
多要素認証は、パスワードでの認証の他に、別の要素での認証を行うことで、より安全に本人であることを確認できる手法です。これを全員が適用することによって、大学外からメール機能の不正利用を防ぎ、より安全に利用できるようになります。
多要素認証には、Microsoft社の提供するメール環境(OutlookやOutlook on the web)の他、OAuth2対応のメールアプリが対応しています。多要素認証では、ID・パスワード以外の要素として、主に皆さんの携帯電話(スマートフォン)を認証します。
多要素認証に未対応のメールソフトでも,多要素認証の設定中に作成されるアプリパスワードを利用することにより,引き続き利用することができます。
